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韓国語で時間をどう表現したらいいか、時刻や時間帯に関する単語と会話で使えるフレーズをご紹介します。
秒、分、時
韓国語で「秒」、「分」、「時」は、それぞれ「초」、「분」、「시」と表現します。
- 秒:초
- 分:분
- 時:시
これらはすべて漢字語で、読み方も似ているので覚えやすいのではないでしょうか。
30초 정도 끓여주세요.
지금 몇 시예요.
10시30분이에요
ちなみに日本で「30分」のことを「半」というのと同じで、韓国でも「반」といいます。こちらも漢字語ですね。
10시 반이에요.
~に、~から、~まで
時間に関する「に」、「から」、「まで」を表す助詞は、それぞれ「에」、「부터」、「까지」です。
ここで注意したいのは、場所をいう場合の助詞との違いです。
「~に」「~まで」は時間も場所も同じ「에」「까지」を使います。
しかし場所の「から」の場合は「부터」ではなく「에서」を使います。
午前9時から午後4時まで授業があります。
오전 9시부터 오후 4시까지 수업이 있어요.
<場所の場合>
ソウルから釜山までのktxでの所要時間は約2時間42分です。
서울역에서 부산역까지 ktx 소요시간은 약 2시간42분 입니다.
午前、正午、午後
「午前」、「正午」、「午後」はそれぞれ「오전」、「정오」、「오후」です。
오전 9시부텨 시작헤요.
정오가 됐어요.
정각 오후 3시예요
「정각」は「ちょうど」の意味です。
「곧(もうすぐ)」や「이제(もう)」に置き換えて別の文章を作ることもできます。
こうした副詞を覚えると表現の幅が広がりますよね。
ちなみに韓国では「자정(子正)」という言葉も使います。
「밤 열두 시(夜12時)」のことで、夜12時、もしくは24時を表します。
朝、昼、晩
「朝」は「아침」です。
매일 아침 5시에 일어나요.
「昼」は「낮」です。
낮에 뭐 해요?
「夕方」は「저녁」です。
저녁 5시경이에요.
※「경」は「頃」
「夜」は「밤」です。
오늘 밤에 전화할께요.
夜と朝の間に「새벽」があります。24時から日の出までの時間のことです。
そのため、日本語の「深夜」「夜明け」「明け方」「早朝」は、24時から日の出までであれば、すべて「새벽」で表すことができます。
새벽 1시 40분이에요
새벽 6시예요.
「深夜(심야)」も使います。こちらは漢字語ですね。
심야 2시까지 영업하고 있습니다.
日、週、月、年
「日」、「週」、「月」、「年」はそれぞれ「일」、「주」、「월」、「년」です。
2일 정도 일했어요.
벌써 1주일이 지나 버렸어요.
3개월이 걸어요.
1년 기다렸어요.
この「日(일)」や「週(주)」の前に「매(毎)」を付けると、「毎日(매일)」や「毎週(매주)」になります。
これも日本語と同じなので覚えやすいですね。
「年」は「1년」や「매년」のように、何かにつくと「년」と書きますが、「年末」のように先頭に来ると「연말」のように「연」になるので気をつけてください。
早い、遅い
この2つは時間に関する会話でよく使いますよね。
★早い
「早い」は「빨리」です。
빨리 와!
韓国の文化や精神を表す言葉の1つが「パリパリ」だという人もいます。
これは「빨리 빨리」のことで「早く早く」「急げ急げ」という意味です。
インフラ整備などのスピードは日本よりも早い印象を受けます。
日本で今ほど電子決済が普及していなかったころに韓国へ行きましたが、コンビニや小売店など至る場所でクレジットカードや交通カードを使えることに感動したことを今でも覚えています。
韓国に行った際に「パリパリ(빨리빨리)!」と聞いたり言われたら、「これのことか!」と思って受け入れてくださいね。
「빨리」以外にも日本語の「早く」に当てはまる言葉はいくつかあります。
例えば「일찍」は「いつもの時間よりも早く」という場合に使います.
내일은 중요한 일이 있으니까 일찍 지야지.
というような感じです。
「어서」は相手を促すときに使います。
어서 말해봐요.
★遅い
遅いは「늦다」です。
저 시계는 10분 늦어요.
「遅れる(늦다)」を使ったフレーズで覚えておくと便利なのは「늦어서 미안해요(遅れてごめんなさい)」かもしれません。
使わずに済むのが一番ですが、何かしらの理由で約束の時間に遅れてしまうこともあると思いますので覚えておくと安心なフレーズです。
韓国語で時間の言い方を覚えよう 時間帯や時刻の伝え方まとめ
時間は日常に欠かせないものなので、必ず覚えたいところです。
実際の会話では数字を聞き取る必要があり、連音化などの発音変化もあるので最初は少し難しいかもしれませんが、数字は慣れのところもあります。
たくさん聞いて話して、徐々にでも使えるようになりましょうね!