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今回はワンステップ上の会話ができるようになる疑問詞「5W1H」をご紹介します。
韓国語での会話しているとき相づちを打って聞いているだけになってしまったり、自分の言いたいことだけを一方的に伝えるだけになってしまったりすることってありませんか。
会話の内容が深まらないと仲良くなるのが難しかったり自分の本心を伝えられなかったりと、悲しい気持ちになってしまいますよね。
そんなときは知りたいことやわからないことを質問できる疑問詞をマスターすると会話の幅がぐっと広がりますよ。
韓国語の5W1Hと例文
5W1Hは韓国語で육하원칙といいます。これは漢字語で『六何原則』と書きます。
今回は以下の6つを1つずつご紹介します。
- 誰が 누가(Who)
- いつ 언제(When)
- どこで 어디서(Where)
- 何を 무엇을(What)
- なぜ 왜(Why)
- どのように 어떻게(How)
誰が/누가
「누가」は「누구가」を短縮した言葉で、「누구」は「誰」を意味する単語です。
誰がそう言った?
誰ですか?と聞きたいときは「누구」の後ろに「예요?」、「입니까?」を付けます。
あそこにいる人は誰ですか?
また、「누구」に「이」と「ㄴ가」を付けて「누구인가」にすると、「誰か」と言うことができます。この「누구인가」は「누군가」と短縮することが多いです。
夜に誰か訪ねてきました。
「누군가」に「가」を足して「누군가가」とすると、「誰かが」と言うことができます。
誰が教室の掃除をしてくれましたか?
B: 누군가가 해줬어요.
誰かがしてくれました。
いつ/언제
「언제」は「いつ」をさします。
いつテレビを見ますか?
「いつか」と表現したいときは「언젠가」を使います。
いつか韓国に行きたいです。
언젠가を使うと疑問文ではなくなり、文章に少し具体性を出せる言葉になりますね。
どこ/어디서
「어디」は「どこ」をさします。
어디は基本的に「어디서」、「어디에(로)」の形で使う場合が多いです。
どこでその服を買いましたか?
どこに行きたいですか?
「どこか」と表現したいときには「어딘가」となります。
どこかへ遊びに行きたいです。
何/무엇을
この「무엇」は「何」を意味する言葉で、日常会話の中では「뭐」と短縮して使うことがほとんどです。
SNSやチャットなどでは「머」「모」とさらに略すこともあります。
どれも「モ」と読めるので何となく理解できますね
「무엇」や「뭐」を使った疑問文の例文を挙げます。
明日は何をする予定ですか?
旅行は何が楽しかったですか?
「何か」、「何かが」と言いたいときは「뭔가」、「뭔가가」を使います。
何かあります。
何かがあります。
なぜ/ 왜
「왜」は「なぜ」を指します。
どうして遅れたの?
「なぜか」と表現したいときは「왠지」となります。
なぜか今日は気分がよくないです。
理由がよく分からないときに「왠지」を使って話すと、そのあとの会話の内容が深められるかもしれませんね。
どのように(どうやって)/ 어떻게
「어떻게」は「どのように」「どうやって」を指します。
どのようにしましたか?
非常によく似た言葉で「어떡해(どうしよう)」があるので注意です。
もともとは「어떡하게 하다」という言葉を略したもの。
日本人にはどちらも「オットッケ」と聞こえます。発音だけでなくつづりも似ているので混同しがちです。
韓国人でさえ間違えることがあるんだとか
ドラマやKPOPでよく耳にする「オットケ」は、単体で使われている場合「어떡해(どうしよう)」のほうです。
一方「어떻게(どのように、どうやって)」は単体で使うことは基本的にありません。
「どんな」と表現したいときは「어떤」となります。
どんな人が集まりに来ましたか?
同じ「どんな」という意味の言葉で「무슨」があります。
違いとしては「무슨」は不特定の何かについてざっくりとした内容を尋ねたいときに使い、「어떤」は特定の何かについて詳細を尋ねたいときに使います。
また「어떤」は「ある~、とある〜」と言う意味でも使います。
- 어떤 사람이(ある人)
- 어떤 남자(ある男)
- 어떤 노래(ある歌)
- 어떤 사건(ある事件)
- 어떤 곳(あるところ)
- 어떤 의미에(ある意味で)
韓国語の5w1hと例文 疑問詞を覚えて会話力をUPしようまとめ
質問するのに必要不可欠な5W1Hをご紹介しました。
5W1Hを使いこなせるようになると会話の内容も深まっていき、話し相手に興味があるという気持ちも伝わって仲良くなれるはずです。
ワンステップ上の会話ができるようになる5W1Hをマスターして、韓国や韓国語についてより知識を深めていきましょう♪