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韓国でタクシーを利用する際の「これだけ頭に入れておけば困らない」フレーズや単語をご紹介します。
まだ会話も上手くできないしタクシーに乗る勇気がない…
という場合でも大丈夫。
いくつかの言葉と韓国のタクシー事情を知っていれば、十分に乗ることができますよ。
単語やフレーズの他にも、タクシーの乗り方などについても詳しくお伝えします!
覚えておきたいタクシーの韓国語
韓国の都心ではたくさんのタクシーが走っていて観光客が利用するのも便利です。
しかし日本とは使い勝手がだいぶ違います。
最低限の言葉や乗車ルールなどは把握しておいたほうが、いざという時に困らずに済みますよ。
タクシーの単語
まずはタクシーに乗車する際に覚えておくといい単語をご紹介します。
最低限これだけ頭に入れておくときっと役立ちますよ。
- 택시(テクシ)/ タクシー
- 차(チャ)/ 車
- 타는 곳(タヌン ゴッ),승강장(スンガンジャン)/ 乗り場
- 기사님(キサニム)/ 運転手さん
- 빈차(ビンチャ)/ 空車
- 예약(イェヤク)/ 予約
- 회차(フェチャ)/ 回送
- 미터(ミト)/ メーター
- 길(キル)/ 道
- 타다(タダ)/ 乗る
- 내리다(ネリダ)/ 降りる
- 오른쪽(オルンチョク)/ 右
- 왼쪽(ウェンチョク)/ 左
- 사거리(サゴリ)/ 交差点
韓国のタクシーの捕まえ方
韓国のタクシーの捕まえ方は基本的に日本と同じです。
駅や空港から乗る場合はタクシー乗り場を探します。
道でタクシーに乗りたい場合は、手を大きく上げて「乗せてください!」の合図を送ってください。
タクシーのフロントガラス越しに見える赤い表示灯が「빈차(空車)」となっていれば、乗車できるタクシーです。
「예약 (予約)」や「회차(回送)」となっているときは乗車できません。これも日本と同じですね。
韓国タクシーの乗車の仕方
注意点は日本のように自動ドアではないことです。
そのため自分でドアを開けて乗車します。
荷物を載せる場合も基本的には自分で載せます。トランクに入れる場合も自分でトランクを開けて積み込みます。
タクシーに乗ろうとしたときに「어디까지요?(オディッカジヨ?)」と行き先を聞かれる場合もあります。
そのときは、この後でお伝えするフレーズで焦らずに行き先を伝えましょう。
韓国では乗車場所の車線方向と目的地の方向が逆の場合などは乗せてもらえないことがあります。
「日本人だから」というわけではないので場所を移動するなどして別のタクシーを探しましょう。
行き先の伝え方
乗車後(場合によっては乗車前)に行き先を伝えます。
(〇〇エ カジュセヨ)
○○へ行ってください。
(〇〇カジ プタットゥリムニダ)/(プタッカムニダ)
○○までお願いします。
(〇〇カジヨ)
○○までです。
行き先さえ伝われば向かってくれますが不安であれば事前にメモに目的地やその住所を書いて渡すのもありですね。
地図アプリなどを見せる方法もあります。
ちなみに韓国でも後部座席のシートベルト着用が義務付けられています。
そのため運転手さんから以下のようなフレーズで、シートベルトを締めるよう言われるかもしれません。
(アンジョンベルトゥルル メ ジュセヨ)
シートベルトを締めてください。
韓国では「シートベルト」のことを「안전벨트(安全ベルト)」といいます。
行き先を無事に伝えられてほっと一息というときに突然話しかけられたらビックリしますよね。
このフレーズは覚えておくと安心です。
タクシーを降りる時
走行中に停めてもらいたい、ここで降りたいという状況になったときは、以下のように運転手さんに声を掛けてください。
(ヨギソ ネリョヨ)
ここで降ります。
(ヨギソ セウォジュセヨ)
ここで停めてください。
(チョ コンムル アペソ セウォジュセヨ)
あの建物の前で停めてください。
代金の支払い時
目的地に着くと運転手さんがメーターを止めます。
運転手さんが支払いを促すときは以下のように言うことが多いです。
(ヨギ イッスムニダ)
こちらです。
このように言われたらメーターに表示された金額を確認して支払いをしましょう。
現金であれば特に何も言わず渡しても大丈夫です。電子マネー、クレジットカード等を利用する場合は次のように運転手さんに伝えてください。
(〇〇ロ ネヨ)
〇〇で払います。
支払いが終われば、また自分でドアを開けて車から降ります。
トランクに荷物を積んだ場合は忘れないように気をつけてくださいね!
困ったとき&トラブル発生時
急いでいるときや目的地までの時間を知りたいときは、こう聞くと答えてくれます。
((〇〇カジ) ミョップン コルリョヨ?)
(〇〇まで)何分かかりますか?
とにかく急いでいるときは、申し訳なさそうに急いでほしいと伝えると急いでくれる運転手さんもいます。
(ソドゥロ ジュシゲッソヨ?)
急いでくださいますか?
続いて料金や支払いについて問題が起きたときに役立つフレーズです。
間違いなのかぼったくりなのか明らかに料金が走行距離と比例していない場合には、正直に運転手さんに言ってみましょう。
(ヨグミ ミトワ タルラヨ)
料金がメーターと違います。
使おうとしていた決済方法が無理だと言われたときは、運転手さんにこう聞いてみてください。
(ムオスロ ケサナル ス イッソヨ?)
何で支払いができますか?
現金で料金を支払った際、お釣りが細かいと端数分をもらえないことがあります(汗
韓国ではチップのつもりで気にしない人も多いようですが、お釣りが欲しいときはこのように伝えてください。
(コスルムトン ジュセヨ)
おつりをください
韓国のタクシー事情
一般的なタクシーの色は「オレンジ色」「黄色」が多いです。
オレンジ色や黄色のタクシーは基本的に韓国語でのコミュニケーションが必要ですが、先ほどご紹介したフレーズを伝えることができたら問題は起きないと思います。
タクシーに乗りたいけどやっぱり韓国語で会話するの不安だよ~
という方は「模範タクシー」という黒色のタクシーを利用してください。
外国人観光客がよく利用するタクシーで、必ずしもペラペラというわけではありませんが日本語や英語がつうじるため、一般的なタクシーより不安なく利用できます。
料金は通常より1.6倍くらい掛かりますが、その代わりサービスの質が良いうえに無事故、無違反などの基準にもパスしており、あらゆる面で安心度の高いタクシーです。
車体には「모범(模範)」の文字があるので目印にしてください。
個人的には通常より値段が高くとも、模範タクシーに乗車するほうが安心安全だと思います。
タクシーの韓国語 運転手さんとの会話で役立つフレーズまとめ
以上、知っておくと役立つ韓国のタクシー情報と使えるフレーズをご紹介しました。
行き先を伝えることさえできれば運転手さんは理解して車を走らせてくれますので、会話に自信がなくてもトライしてみてくださいね。
急いでいるときなどには、タクシーをうまく活用してみてくださいね。