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基本的な「です、ます」口調はマスターしたけど、もっと韓国人っぽく話せるようになりたい…!
今回は韓国人の友人たちもきっと驚くネイティブの語尾表現を紹介したいと思います!
韓国語の会話の語尾表現:初級編
初級編では簡単な活用で使える語尾表現を紹介します。
- ~잖아?/ 〜じゃない?
- ~잖아요?/〜じゃないですか?
「~잖아」は日本語の「〜じゃない?」と同じ意味を持ち、相手に確認をしたり間違いを正すときに使う語尾表現です。
「~잖아요?」のように丁寧語にすると同世代だけでなく目上の人にも使うことができ、場面を選ばない便利な表現です。
現在形でも過去形でも使用することができます。
・아침에 비가 왔잖아?
(朝に、雨が降ったじゃん?)
→雨が降ったことを相手に伝えると同時に確認をしています。
・한국 사람은 매운 음식을 자주먹잖아요?
(韓国人は辛い料理をよく食べるじゃないですか?)
→韓国人は辛い食べ物をよく食べるという一般認識のもと、相手に確認をしています。
・어제 내가 말했잖아?
(昨日私が言ったじゃん?)
→少し怒りっぽく話すと、相手に威圧的な印象を与えることもできます。
- ~을/를까? /〜しようか? 〜する?
- ~을/를까요? /しましょうか?しますか?
「~을/를까?」を語尾につけると、未来のことについて相手に提案をすることができます。
こちらも「~을/를까요? 」のように丁寧語にすると目上の人にも使用することができ、更に他の疑問文よりも丁寧な表現として尋ねることができます。
・같이 밥 먹을까?
(一緒にご飯食べる?)
→自然に相手をご飯に誘うことができる表現です。
・내가 좀 도와줄까?
(私が少し手伝おうか?)
→相手に手伝うことを表現しています。
・제가 연락을 드릴까요?
(私が連絡を差し上げましょうか?)
→丁寧語と一緒に使用することも可能です。
「제가 연락을 드려요?(私が連絡差し上げますか?)」のようなただの疑問文よりも「~을/를까?」を語尾につけることで、より丁寧な印象を相手に与えることができます。
韓国語の会話の語尾表現:中・上級編
中・上級編では友人同士や年下に対してよく用いる表現を紹介します。
- ~거든 / 〜なんだ
「~거든」を語尾につけると、自分の状況や意思を明確に相手に知らせることができます。
・나는 게임을 좋아하거든.
(私はゲームが好きなんだ)
→相手に自身の情報を知らせることができます。しかし、その内容は相手が知らなかったことである場合が多いです。
・점심은 아까 먹었거든.
(昼食はさっき食べたんだ)
→友人に昼食に誘わせたときに使えますね。점심은 아까 먹었어.(昼ごはんはさっき食べた)というように終わらせてしまうより、丁寧な印象を相手に与えることができます。
・사실 나 남자친구가 생겼거든.
本当は私、彼氏ができたんだ
→相手に秘密にしていたことを打ち明けることもできます。語尾を少し強調して話すと効果的ですが、場合によっては自慢のように聞こえる時もあるので注意が必要です。
- ~던데? / 〜だったけど?〜みたいだけど?
「~던데?」 は、他の人の話や、他の人から聞いた話、また自身が直接見たものについて相手に伝える時に使う表現です。
自身のことについては話すことができないので注意しましょう。
・다들 집에 가던데?
(みんな家に帰るみたいだけど?)
→みんなが家に帰る様子を直接見た際に使える表現です。
・내 친구는 김치를 못먹던데?
(私の友達はキムチを食べれないみたいだったよ?)
→実際に友達がキムチを食べれない様子を見た際に使える表現です。
語尾を強調して話すことで意外性を持たすことができます。
・내 후배가 너를 예쁘다던데?
(私の後輩があなたを綺麗だと言ってたよ?)
→後輩が話していたことを相手に伝えていますね。上の二つの例とは異なり、第三者が話していた内容であるため、예쁘던데?ではなく예쁘다던데?という表現が適切です。
- ~한게 어디야 /〜しただけマシだ
「~한게 어디야」は、過去の出来事に対して「~しただけマシだ」という意味であり、テキストなどではあまり見ない表現ですよね。
・시험을 본게 어디야. 안보는 것보다는 낫지.
(試験を受けただけましだよ。受けないよりはいいでしょ。)
→『試験勉強をしていなかったけど..とりあえず受けた。』と言う友達を励ます際などに使えますね。
韓国語の会話の語尾表現 日常で使えるネイティヴっぽい話し方まとめ
様々な語尾表現を使えると、自分の伝えたいニュアンスをより正確に伝えることができます。
韓国語の会話レベルもぐっと上がるので、機会を見つけてぜひ使ってみて下さいね。