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韓国語の年齢の言い方と数え方「○歳です」って何て言う?

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韓国の年齢の聞き方と数え方

韓国では初対面の人と話す際に、年齢を聞くことが失礼ではないことが多いです。

韓国では、数え年という私たちには馴染みのない年齢の数え方があります。

また年齢に使う数字は、십,이십ではなく、열,스물と固有数字になるので更に複雑に感じるかもしれません。

今回は韓国特有の年齢や上下関係の文化を理解するために、年齢の言い方と数え方をご紹介したいと思います。

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韓国の年齢の数え方

韓国では2つの年齢の数え方を使い分けています。

1.満年齢

日本でも使われている数え方と同じです。

産まれた日が0歳、次の年に誕生日を迎えると1歳。

誕生日を迎えるごとに年を重ねるという考え方です。

韓国では公的な書類に年齢の記入する時などに使われます。

2.数え年

韓国では一般的にこの数え方が使われています。

日常会話でも使われるので、年齢のことを話す時にはこの数え方の理解が必要です。

まず産まれた時点で1歳と数えます。

そして新年(1月1日)になると年を重ねます。

この時、誕生日は一切関係なく、みんな一斉に年を重ねます。

誕生日を迎えると年を重ねる満年齢とは、1歳または2歳の差ができるということになります。

以下、例を出してみます。

  • 2020年12月31日に産まれた赤ちゃん(満0歳)の場合

韓国の年齢の数え方

この子は産まれた2020年12月31日の時点で1歳です。

年が明け2021年1月1日になると、みんな一斉に年を重ねるので数え年で2歳になります。

日本式の満年齢の数え方だとまだ0歳です。

そのため数え年は2歳、満年齢で2021年12月30日までは0歳。

2021年12月31日に1歳になります。

  • 1995年4月1日生まれの人(満26歳)の場合

この男性は数え年で2021年になったと同時に27歳(満年齢は25歳)になり、4月1日の誕生日を迎えると満26歳になります。

数え年は誕生日を迎えても満年齢より1歳上、と覚えると混乱しにくいと思います。

日本でも年配の方が数え年を使うことがありますが、韓国とはまた少し違う考え方なので別物として認識してください。

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【年齢を表す時の数字】
일,이,삼ではなく하나,둘,셋と固有数詞を使います。
また年齢をはじめその数字の後に単位が付く場合は、形が変わる数字もあるので変形した数字も紹介します。
1「하나」→「한」
2「둘」→「두」
3「셋」→「새」
4「넷」→「네」
5「다섯」
6「여섯」
7「일곱」
8「여덟」
9「아홉」
10「열」
20「스물」
30「서른」
40「마흔」
50「쉰」
60「예순」
70「일흔」
80「여든」
90「아흔」
これを組み合わせて99まで数えることができます。
20歳→스물 살
35歳→서른다섯 살
この時、満年齢から数え年に変換することを忘れないように気をつけてください。

【年齢の伝え方、尋ね方】
数え方を確認したところで、会話に実際に使えるよう文章を作っていきましょう。
先に年齢に関する単語を紹介します。
「나이」「年齢」
「연세」「年齢」(より丁寧)
「만〜살」「満〜歳」

「몇살이에요?」「何歳ですか?」

「스물 다섯살이에요..」「25歳です。」

 

見た目で自分より年下だと分かる場合

「몇살이야?」「何歳なの?」

「저요? 열 네살입니다.」「私ですか?14歳です。」

いくつか下に見えてこう聞いて、もし自分より年上だった場合かなり失礼になるので

明らかに年下の人か子どもに使うようにしましょう。

 

目上、年上に見える場合

「연세가 어떻게 되세요?」「おいくつですか?」

「쉰이에요.」「50歳です。」

연세の方が丁寧ですが、単語が思い出せない時は나이を使っても伝わります。

また살を省略してラフに答えることも可能です。

「실레지만」「失礼ですが」と前置きをすれば、マナーのある印象を与えることが出来るかもしれません。

 

【年齢の数え方がどうしても理解できない!そんな時に助かるフレーズ】

馴染みのない考え方は理解しきれないこともあると思います。

手っ取り早く年齢を知って、年上年下の判断をしたい時はこのフレーズを使ってみてください。

「몇년생이에요?」「何年生まれですか?」

日本式の満年齢の考え方で理解できる、固有数詞を使わず答えてくれるので混乱しない、などとにかく気軽に尋ねることが出来ます。

馴染みきっていない人にはまずこのワードで年齢に関する話を始めるきっかけにしてみてください。

答える時は〇〇年と西暦の後ろ2桁で答えるのが一般的です。

「구십팔(98)년생이에요.」「98年生まれです。」

 

【おまけ、年の差が分かった後の敬語、タメ口】

日本と同じで年上と分かれば無条件で敬語を使うのがマナーです。

ただ年上の相手からタメ口でいいよ、と言ってもらえればパンマルを使って話しても大丈夫です。

「말 놓으세요.」「말 놓자.」「タメ口で話してください。(話そう)」

こう言ってもらえるとタメ口で話せて、より親密な関係を作れるかもしれませんね。

自分がタメ口にしてと伝えたい時、말을 놓다というフレーズが出てこなければ

「반말로 이야기를 하자.」「パンマルで話をしよう。」

と言っても問題ありません

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