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다행이다と잘됐다の違い!韓国語の”よかった”の使い分け

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다행이다と잘됐다の違い!韓国語の”よかった”の使い分け

「よかった」と日本語では一言で表せても、韓国語で表すとなると状況や心情で別の言葉を使います。

少し違うニュアンスの言葉を使い分けることで、自分の気持ちがより伝わりやすくなりますよ。

今回は韓国語の「よかった」を表す「다행이다」と「잘됐다」の使い分けについて学んでいけたらと思います。

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韓国語で「よかった」はどんな言葉で表せる?

韓国語で「よかった」と言い表す言葉で、まず思い浮かぶのは、

  • 「좋다」→「좋았다(よかった)」
  • 「잘하다」→「잘했다(よくできた、よかった)」

ではないでしょうか。

この2つは単純に「良かったこと」を評価するために使います。

では次の文の場合「좋았다」や「잘했다」で表せるでしょうか?

怪我をしなくて良かったね

試験に合格出来て良かったね

「このように大変なことにならなくて良かった」「上手くいって良かった」と言いたい場合には、「좋았다」と「잘했다」は適当ではありません。

じゃあどんな言葉で表すかというと、ここで出てくるのが「다행이다」「잘됐다」です。

この2つの言葉について詳しい意味や使い方をまとめます。

다행이다は「安堵」

다행は「多幸」の漢字をハングルにした言葉で「-이다(〜だ)」を付けて「幸いだ」「良かった」という意味になります。

心配していたことや不安に思っていたことが、悪い方向にならなくてよかったという時に使います。

例文(1)
A「사고를 당했어.」
 「事故に遭った」
B「괜찮아?! 어디 다쳤어?!
 「大丈夫?! どこか怪我した?!」
A「다친 게 없었어.」
 「怪我したところは無いよ」
B「다행이다.
 「良かった」

このようなシーンの「良かった」です。

他にも、

  • 天候の心配をしていたけど、晴れて良かった
  • 難しいと思っていたことが無事に終わって良かった

というシーンでも使うことができます。

例文(2)
비가 안 와서 다행이에요.
「雨が降らなくて良かったです」

例文(3)
A「요즘 쉬는 날이 전혀 없었는데 다음 주말에는 쉴 수 있겠어요.
 「最近休みが全くなかったけど、次の週末は休めそうです」
B「다행이야. 푹 쉬어!
 「良かったよ。ゆっくり休んで!」

ポイントは「良くないことが発生したり、不安なことがあった」という点です。

잘됐다は「上手くいったとき」

잘됐다は直訳すると、

  • 잘=よく、上手く
  • 됐다=なった

ですが、意訳で「上手くいった」「良かった」という意味で使います。

잘を使っていることから、上手くいったということは想像しやすいと思います。

取り組んでいることが成功したり、問題を解決できた時の「良かった」と覚えるのが良いと思います。

例文(1)
A「취직 성공했어요.

「就職が決まりました」
B「무사히 취직활동이 끝났네. 잘됐다!
「無事に就職活動終わったんだね。良かった!」

例文(2)
우리 학교 팀이 이겨서 잘 됐어요.」

「うちの学校のチームが勝って良かったです」

また、잘됐다の後にお祝いの言葉を添えることも多いです。

例文(3)
A「대학교에 합격했어요.
「大学に合格しました」
B「잘 됐네요! 축하해요!
「良かったですね!おめでとうございます!」

ポイントは、「成功体験がある」というところです。

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【 다행이다と잘됐다の語尾の丁寧さ 】

会話の中で使う言葉なので、人によってフランクに話したり敬語を使ったりますよね。

その場合は以下のように丁寧さを変えます。

다행이다
一番丁寧:다행입니다
丁  寧:다행이에요
フランク:다행이야,다행이다,다행이네
잘됐다
一番丁寧:잘됐습니다
丁  寧:잘됐어요,잘됐네요
フランク:잘됐어,잘됐다,잘됐네

よく使われるのは、上記の「丁寧」か「フランク」の形です。

「一番丁寧」な形も勿論おかしくはありませんが、目上の人にも요体で話して問題ないと思います

また語尾に「-네」を付けることで共感していることを強めることができます。

なお「잘됐네요」の場合は発音が少し変わります。

「ㅆと네」が繋がっていると「ㄴ네」と発音します。

難しく考える必要はなく、ㅆをㄴにする方が滑らかになるからです。

声に出す時は「잘됀네요」になります。実際に声に出してみてㅆとㄴの発音のしやすさの違いを感じてみてください。

【 独り言ではどうなる? 】

다행이다と잘됐다の違い!韓国語の”よかった”の使い分け

다행이다と잘됐다は、この原形のまま話すと独り言として使えます。

잘됐다は잘됐어の方が良いんじゃないかと思うかもしれませんが、この場合は形を変えず原形の方がネイティブらしく自然です。

【 おまけに좋았다の使い方 】

좋았다は「좋다」「良い」を単純に過去形にしただけです。

  • いい経験をして良かった
  • 評価が良かった

など良いと修飾するもの・ことが過去にあった時に使います。

例文(1)
주말에 본 영화가 좋았어요.」
「週末に見た映画が良かったです」

例文(2)
지난달에 본 시험 점수가 좋았다.」
「先月受けた試験の点数が良かった」

例文(3)
A「한국은 어제 날씨가 어땠어요?
「韓国は昨日の天気どうでしたか?」
B「덥지도 않고 춥지도 않아서 딱 좋았어요.
「暑くもなく寒くもなく、ちょうど良かったです」

다행이다と잘됐다の違い!韓国語の”よかった”の使い分けまとめ

「よかった」の言葉が状況によって変わってくるのは慣れるまで使いこなせないかもしれませんが、日本語でも韓国語でも「良かった」と思ったときに、どの『良かった』なのかを考えてみると、自然と使い方が身につくと思います。

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