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韓国語の勉強を始めたのなら遠回りせずに効率よく進めたいですよね。
今回はこれから韓国語を勉強する初心者さん向けに効果的な5つの手順をご紹介します。
韓国語の勉強手順ステップ1:韓国語を勉強する目的を明確にする
「韓国語の勉強は何からやればいい?失敗しない始め方」の記事でもお伝えしていますが、 韓国語の勉強を始める前に「自分はなぜ韓国語を勉強するのか?韓国語を習得して何がしたいのか?」という勉強をする目的をハッキリさせることをおすすめします。
書籍「やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学(ハイディ・グラントハルバーソン著)」によると、心理学の研究で「目標を達成するにはその目標が具体的になっていなければならない」 という結果が数千件出ているそうです。
何を目指したいのか具体性がないとサボりたくなったり心が挫けそうになった時あっさりと楽な方へ流されてしまうのが人間なのだとか。
そういえばノリで始めたことっていつの間にかやめてるな…
まずは韓国語を勉強する目的は何なのか?あらためて考えて具体的に紙に書き出してみてください。
それが勉強を継続するためにとっても大切な軸になります。
韓国語の勉強手順ステップ2:ハングルと発音を覚える
こちらも「韓国語の勉強は何からやればいい?失敗しない始め方」の記事でお伝えしていますが、読み書きをするためにもハングルを覚えないことには先に進めません。
韓国語は母音のパーツが10個で子音のパーツが19個。 パーツ数の合計は全部で29個です。
この29個さえ覚えてしまえばハングルのほとんどを読むことができます。
ハングルを覚えることに特化したアプリやテキストがたくさん出ていますので 自分がピンときたものを選んで役立ててみてくださいね。
そしてハングルを覚えるのと並行して正しい発音を身につけることがとても大切です。
発音を理解していないと正しく話すことも聞くこともできず結果的に学習効率が下がります。
ネイティブばりの完璧な発音を目指しましょうということではありません。
勉強を始めたばかりの段階では適切な音を理解する程度で大丈夫。
韓国語の学習テキストなどによく表記されているカタカナには可能なかぎり頼らないようにしてハングルと一緒に正しい発音を覚えるようにしてみてくださいね。
韓国語の勉強手順ステップ3:韓国語の基礎テキストを一冊やりきる
ステップ3は韓国語の基礎テキストを一冊まるまるやりきることです。
韓国語の基礎が学べるテキストは たくさん出ていますがポイントとしては以下のことがいっぺんに学べるテキストがおすすめです。
- ハングルと発音
- ハングルの発音変化
- 文法
- ハムニダ体とヘヨ体
- 疑問詞、助詞、副詞、数詞、否定形、過去形
韓国語の基礎はざっくり大きく分けると上記の項目になります。
そして練習問題が載っているテキストを必ず選んでください。
テキストで学んだ直後に練習問題をやることで、きちんと理解できているかどうか確認ができます。
練習問題に正解することで自信がつきモチベーションもアップしますよ。
韓国語の基礎テキストはたくさん出ているので目移りしてしまうかもしれませんが、まずは一冊あれば十分です。
韓国語の勉強手順ステップ4:単語を覚える
韓国語を読む・聞く・書く・話す、これらのスキルの基盤になるのが語彙力です。
自分の伝えたいことを正確に伝えるためにも知っている言葉が多いに越したことはありません。
まずは日常生活で実際に使う基礎単語から集中して覚えてみてください。
身のまわりの物、身近な人、 あなたがよく感じる気持ちなどなど、日記を書くときに使えそうな言葉を優先的に覚えていきます。
基礎単語に特化したテキストやアプリもたくさん出ているので、それらを活用するのもモチロンOKです。
ドラマや動画などで気になった言葉をメモして覚えていくのもおすすめですよ。
「これってどういう意味だろう?」と疑問を持ち自分で調べた言葉は単語帳などで作業的に覚える言葉よりも忘れにくいです。
あなたに好きな俳優さんやアイドルがいる場合は、その人たちが喋っていた言葉を書き出してみるのもすごく効果的です。
私の場合も好きな人が喋っていた言葉を理解したい!という気持ちがエネルギーとなり学習能力がアップしたと感じています。
韓国語の勉強手順ステップ5:日記を書く・独りごとを言う
ステップ5は韓国語で日記を書いてみる、独り言を言いまくってみることです。
今までの勉強がインプットだとしたら、このステップはアウトプットになります。
これまで勉強してきた韓国語の基礎をフル活用し、日記と独り言というアウトプットをしていくことで韓国語の理解を定着していきます。
日記のポイント
日記は長文である必要はありません。
3行t程度でOK。それも難しければ1行でもいいです。
自分の知っている単語と文法を使って文章を作り出すことが目的なのでテキスト量は気にしなくて大丈夫です。
その日にあった出来事を記録するだけでもいいですし気張らずとにかく書くということを意識してみてくださいね。
独り言のポイント
日記と同様たくさん喋る必要はありません。
その時の自分の気持ちを一言二言でいいので何かしら発することができればまずはOK。
普段ついつい口にしてる独り言を韓国語でつぶやいてみてください。
例えば、
眠い→ 졸려
お腹すいた→배고파
マジ?→진짜?
やった!→앗싸!
めっちゃおいしい→너무 맛있어
私は寝るとき「잘자(おやすみ)」と言ってます
などなど。つぶやきたい独り言がわからない場合は辞書やネットなどで調べてみてくださいね。
「普段から独り言なんて言わないしな…」という場合も、勉強して覚えた韓国語を喋ってみるということが効果的なので、ぜひ生活に取り入れてみてください。
韓国語の初心者のための勉強方法♪効果的な手順5ステップまとめ
今回ご紹介した韓国語の勉強を効果的に進める手順5ステップのおさらいです。
STEP2:ハングルと発音を覚える
STEP3:基礎テキストを一冊やりきる
STEP4:単語を覚える
STEP5:韓国語で日記を書く・独り言を言う
この5ステップは実際に私が実践した手順です。単語を覚えることや日記を書いたり独り言を言ったりするのは今でも続けていて勉強効果をとても感じています。
韓国語の勉強手順に迷ったらぜひ参考にしてみてくださいね(*^^*)