この記事を読むのに必要な時間は約 10 分です。
世界30か国と地域で30万冊が売れたというBTSの韓国語教材「Learn！Korean with BTS Book」を購入しました。
実際の使用感や、各教材のレベルや違いなどをお伝えします。
BTS韓国語教材「Learn！Korean with BTS Book」のレビュー
BTSの韓国語教材ということでワクワクしながらよく調べもせず購入した「BTS LEARN! KOREAN with BTS BOOK PACKAGE」…のGlobal Edition（グローバル版）！
和訳版のJapan Editionが後で発売されることを知らずに全編が英語と韓国語で書かれているGlobal Editionを買ってしまった私です^^;
一応Global EditionもJapan Editionもテキスト内容は同じらしいです。
英語の設問に一苦労だったけど何とかやってみたのでレビューしていきます。
「Learn！Korean with BTS」と「Learn！Korean with TinyTAN」の違い
BTSの韓国語教材は4つのバージョンがあります（2021年6月地点）。
・Learn! KOREAN with TinyTAN（Global Edition）
・Learn! KOREAN with BTS（Japan Edition）
・Learn! KOREAN with BTS（Global Edition）
大きな違いとしては教材のレベル。
初級学習者向けは「Learn! KOREAN with TinyTAN」で、中級以上が「Learn! KOREAN with BTS」になります。
私が持っている「Learn! KOREAN with BTS」ではハングル学習は簡潔でしたが「Learn! KOREAN with TinyTAN」ではフラッシュカードと音声ペンを使ってハングルの学習をじっくりできるようです。
★Learn! KOREAN with TinyTAN（Japan）
まさに『BTSと韓国語をゼロから学べる教材』ですね。
その他「Learn! KOREAN with BTS」との違いで個人的にすごく気になったのは、メンバーが自分の名前を読んでくれるという「Audio Personalization」。
★BTSが自分の名前を呼んでくれるなら? | Learn! KOREAN with TinyTAN
BTSに名前を呼んでもらえたら勉強戦闘力53万は出ます
「Learn！Korean with BTS 」は先にお伝えしたとおり韓国語勉強の中級者向けの教材です。
個人的にはハングルと単語をある程度勉強した後なら初級者でも問題ないかもしれないなとは思います。
BTS関連の設問は動画でメンバーが話している内容を答える他、「このときのシュガの気持ちは？」といったメンバーの様子を答えるものもあってARMYの皆さんが楽しく学習できる内容になっていると思います。
Japan EditionとGlobal Editionの違いはテキスト内容は同じだけど表記が日本語か英語かで変わります。
日本人は日本語で書かれた「Japan Edition」が断然いいでしょうね。
私もJapan Editionにすればよかったよー笑
と言いつつもGlobal Editionの初回限定版特典として「Study Note」が付いてきたのは嬉しいです。
「Study Note」の用途は学習スケジュール帳ですね。
「Japan Edition」にもFC限定ですが初回特典「ハングルフラッシュカード」が付いてきたようです。
このように各エディションで貰える特典が変わるというのも「違い」のひとつですね。
「Learn！Korean with BTS Book」のレベル
続いて私が購入した「Learn！Korean with BTS」のレベルについてより詳しくお伝えします。
「Learn！Korean with BTS」ではハングル文字から学習がスタートします。
ハングルをまだ覚えていない入門者でも学習できるかと思いきや、先にお伝えしたとおりハングル文字についてのレッスン内容はかなり簡潔であっさりしています。
全体的にひとつの項目をじっくり解説していくというよりはテンポよくレッスンが進行するので人によっては理解が深まりきらずに先へ進むことになりそうです。
なので本格的に韓国語を学びたい場合は、必要に応じて苦手なところを補強する参考書などを別途用意して併用したほうが学習の精度が上がると思います。
BTSのメンバーたちの動画を見て「Vはなんと言っていたでしょう？」みたいな聴きとり問題もあるんですが、なかなか難問が混ざっていました。
決して難しいことを言っているわけじゃないんですが、教材用に収録したわけでなく過去の番組やライブなどでメンバーたちが喋っていたシーンを抜き出しているので、彼らの発音がものすごくネイティブです（当たり前だけど）。
早口でサラサラーッと喋るのでヒアリングに慣れていないと言葉を聴きとるのは難しいかもしれません。
もし音声を正しく聞き取れても単語を知らないとつづりもわからないし設問に答えられないと思うので、多少の単語知識もあったほうがいいと思います。
ハングルがわからない状態でこの教材に挑むより、少なくともハングルを覚えて単語もある程度は覚えて…という入門をクリアして初級に入ったくらいの段階で取り組むのが良さそうです。
公式HPでも「Learn！Korean with BTS 」は「中級向け」と記載がありますが正しい位置づけだと思います。
なので自分で「まだ初級だな」と思う場合には「Learn! KOREAN with TinyTAN」から始めて「Learn！Korean with BTS 」にステップアップするのがベストな進め方ではないでしょうか。
「Learn！Korean with BTS Book」の感想
続いて私の個人的な感想とレビューです。
良かったところは何と言ってもやはり「BTSと一緒に勉強している感！」に尽きます。
私は胸を張ってARMYですとまだ言えるような状態ではありませんが、BTSの曲やメンバーが好きで応援していることもあって、教材に取り組むのはすごく楽しかったです。
スマホでQRコードを読むとBTSの動画が見れて、その映像に関する問題を解くのが最大の魅力だと思います。
テキストにはボラという女の子も出てきて、ボラが韓国旅行を楽しむというストリー構成が基盤になっています。
このボラちゃんも可愛いんですけど個人的には「もっとBTSを出してくれ～！」という気持ちがあるせいかBTSじゃないボラのページは少し物足りなく感じてしまいました笑
それでもボラがBTSメンバーの出身地やMVの撮影地に行ったりして、BTSファンの心をくすぐる工夫がされているなと感じました。
教材を開発した先生たちは、ほぼARMY水準になるレベルでBTSのことを調べあげたらしいですが、なるほどとうなずけるほどにBTSに関連した物事と韓国語学習を上手に絡められていると思います。
逆に残念な点は音声ペンですね。なかなか反応しなくて…もどかしさがありました…。
音声ペンの認識センサーは45度より低かったり110度を超える角度で音声ペンを使うと認識できないみたいなんですが、もはやどの角度にしても反応しいことが多々あり…。
音声ペンの保証期間は購入後1年以内とのことなので今更だけど交換してもらおうかな…？^^;
BTSの韓国語教材レビュー♪レベルや違いも徹底解説まとめ
語学勉強は楽しくないと継続は難しいですが、BTSの韓国語教材「Learn！Korean with BTS 」と「with TinyTAN」ならBTSのメンバーをもっと見たい、もっと彼らの言葉を聴きとりたいという思いで前進することができるはず。
一緒に勉強したせいか以前よりもっとBTSが好きになったような気がします。
「まだARMYじゃない」と言いつつBTS関連の記事も2つ目…
私も本格的にARMYになるのも時間の問題かもしれません…笑
